妊活中にアルコールを飲むのはNG?

    お酒が大好きで一番のストレス発散方法だ!という方が妊活する場合に、さて「禁酒」は必要なのでしょうか?妊娠しているわけではないし・・・しかし好きなお酒。やめるとどれくらい効果的なのか、飲むとどれくらいの影響があるのか気になりますね。きっぱりとやめる方もおられますが、やめないといけないと思うとそれがストレスになって悪循環になる場合もあります。妊活中の飲酒について考えてみましょう。

    お酒の飲み過ぎは妊活の妨げになる!?

    お酒が大好きで妊活を考えている方や、これから妊活を真剣に考えている方には気になる問題が「アルコール」の摂取です。妊娠というのは、月経、排卵がありタイミングよく精子と受精して成り立つものですから、月経や排卵の不順原因を取り除くことも重要です。妊活中の飲酒は、はっきりとした因果関係が出されているわけではありませんが、飲酒がプラスに働くことはないという点は押さえておきましょう。

    しかし、お酒をやめないといけないと意識するだけでストレスを感じる方もおられます。控えるのはもっともですが、完全な禁酒までは必要ないと考えていいかもしれません。適度な量を飲むのであれば、ストレスを抱えてホルモンや月経のバランスが崩れてしまって妊娠確率が下がるよりも気分も楽に過ごせます。適量はビール500ml程です。足らない!という方は、本来の生活習慣を見直す必要があります。これまでと同じ量を飲みたい!という方は妊娠した時の禁酒が苦しく感じることになるので、今から抑制しておく必要性があります。その妊娠時の影響についても考えてみましょう。

    初期妊娠していた場合は胎児に悪影響が…

    妊娠してもすぐにわかるものではありません。妊娠0週〜4週頃までは母体もまだ気が付かない状態にあります。初期には気が付かない場合がほとんどです。妊娠中の飲酒は色々な胎児への悪影響があるので避けるべきですが、この初期に飲酒をしてしまっていてもあまりナイーブになる必要性はありません。飲酒していないことがベストですが、胎盤がまだ未完成なこの時期は、胎盤を通して胎児への影響も少なく済みます。

    気をつないといけないことは、妊娠したかも?と思うことがあればそこからはお酒の摂取はやめましょう。これらのことから、妊活中にお酒を控える状態に慣れておかないと、禁酒生活が大変苦しいものになってしまいます。母体が摂取したお酒は胎児に影響を及ぼすことから、「胎児性アルコール症候群」という健康被害を引き起こす可能性をもたらします。

    妊活中お酒と賢く付き合うために知っておきたいこと

    妊活中の飲酒を控えた方がいいのは何故か?という点を知っておく必要があります。お酒が肝臓へ送られて分解される過程で発生するのが「活性酸素」です。これは普通に生活しているだけでも発生している物質ですが、本来は体に良い働きをしてくれるものです。しかし、飲酒してからの分解によって過剰に発生することから、健康な細胞を酸化させることが問題になってきます。

    酸化させるということは老化させていくことになります。妊活中は卵子の質も重要ですので、酸化のストレスを抱えた排卵は避けたいところです。精神的なストレスもよくないことから、お酒の種類やアルコールの度数を控えるなどの対策も効果的です。活性酸素を抑制してくれる働きのあるポリフェノールを多く含む赤ワインなどに変えてみるなどの工夫をしてみましょう。

    まとめ

    妊活もストレスなく生活することが重要です。好きだったお酒をピタリとやめることも苦しいものです。自分なりに控えることを頭に入れて対策を練っていきましょう。大切なのは妊娠が分かった時点でお酒の摂取はしないようにする、またはしないように出来る期間を妊活中に作っておくことです。ノンアルコールに変更していくというのもいいですね。また、男性にも活性酸素は体内で作られていますので、精子の質にもかかわってきます。

    これらのことから、一人で妊活を考えるのではなく二人で考えていくことが大切です。質の良い卵子と精子を作っていくためにも二人で協力することの話し合いができれば心強いものです。一人で悩むことがストレスになるのは妊活によくありません。妊活は二人で歩むものと考えて、お酒についても考えていきましょう。

    国民生活センター「胎児の正常な発育に役立つ「葉酸」を摂取できると…」(外部サイト)