結婚前から妊活はすべき?妊活を始めるのに最適な時期とやるべきこと

    近年、「妊活」という言葉は世の中に浸透し、様々なところで耳にするようになりました。妊活は、赤ちゃんが欲しいときにするものだというイメージが強いですが、実は、年代や結婚の有無にかかわらず、女性にとって大切なテーマでもあります。すぐに赤ちゃんがほしいという訳でなくても、知っておくべき妊活のことをご紹介します。

    女性のライフスタイルに関わる?妊活ってそもそも何?

    「妊活」というのは、もともと「妊娠活動」という言葉からきています。不妊治療をしたり、妊娠のために良いことを実践したりするというイメージを持たれがちですが、それだけではありません。妊娠に向けて体調管理を行うことや、妊娠についての知識を身につけること、妊娠や出産を想定した人生設計を考えることも、妊娠活動であると提唱されています。

    女性の社会進出などに伴って晩婚化が進み、少子化問題は依然として続いています。不妊治療や高齢出産をする人も増えていますが、女性は35歳前後から卵子の老化により妊娠しにくくなってしまうという現実があります。結婚をしていざ子どもを望んでも、恵まれるかどうか分かりません。妊娠・出産・育児は、結婚をするかどうかの選択や、働き方などの女性の生き方に大きく影響します。

    まだ結婚の予定はなくても必要?妊活はいつから始めればいいの

    妊活をいつから始めればよいかは正確に決まっているわけではありません。先ほど述べたように、妊娠や出産は女性のライフスタイルに大きく影響します。妊娠・出産によって自分のそれまでの生活や築いてきた環境などが変化することもあり、順応していかなくてはなりません。そのようなことも含めて、ライフプランを立てるのも妊活の一つだと言われています。したがって10代、20代のころから考えて準備しておくのが理想的です。

    結婚の予定がないのに、具体的な準備としての妊活を始めるのは、一見的外れなようにも感じますが、そんなことはありません。妊娠するためには、女性として健全な体の状態であるということが大切です。妊娠や出産、女性の体について知り、自分が望むときに妊娠しやすいよう、体調を整えておく必要があります。

    妊活でやるべきこととは

    妊活をしようと思ったら具体的には何をすれば良いのでしょうか。まず、自分の体について、特に妊娠するための要となる子宮や卵巣の機能、女性ホルモンの状態を知ることが大切です。それには、婦人科の検診を定期的に受けるのが良いでしょう。婦人科健診では子宮がん検診や感染症検査のほか、卵巣や子宮の異常の有無、月経周期や月経の症状などから女性ホルモンの状態についても知ることができます。生理周期が乱れていたり、不正出血や生理痛がひどかったりする場合は、医師に相談し、必要な治療を行いましょう。

    正常な月経のサイクルがあることは、将来妊娠しやすい体を作るうえでも大切なことです。基礎体温の測定を行うのも良いでしょう。自分の体の状態が把握しやすく、良い状態をキープすることにつながります。また、自分の生活習慣を見直してみましょう。例えばストレスをためたり、体を冷やしたりしていませんか。これらは、子宮や卵巣などに悪影響を及ぼし、不妊を招く原因にもなります。毎日の積み重ねが、数年後の体を作っているということを意識しましょう。

    まとめ

    いかかでしたか?特に、まだ若い女性や独身の女性は、将来のことはどうなるか分からない、妊活なんてまだまだ先だと感じることも多いのではないでしょうか。しかし、時代の様々な変化の中で、家庭の在り方や女性の生き方は多様化してきました。結婚したり、子どもを持ったりすることに関しても昔に比べると選択肢が増えてきました。妊活という一つのきっかけを通して、自分の理想や自分らしい生き方について考えるのも良いのではないでしょうか。

    妊娠や出産は女性にとって人生の中でとても大きな出来事です。それは自分のたどってきた道や、日々の積み重ねの中で経験することです。「もっときちんと準備しておけばよかった」と後悔することのないように、いつから始めるの?と迷っている今だからこそ、自分らしく「妊活」を始めてみませんか。

    国民生活センター「胎児の正常な発育に役立つ「葉酸」を摂取できると…」(外部サイト)

    厚労省「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」(外部サイト)